📅 2026年02月16日 21:44
State of Show HN: 2025 - Show HNの現状 2025
魅せる投稿が減った?AIブームと投票ノイズの中で光る「DIYハード」の秘密
要約
Hacker Newsの「Show HN」投稿を年別にトピック解析した結果、2025年は投稿数は増えたが「バイラルになりにくい」傾向が目立つ。一方でDIYハード/IoT系は依然高評価を維持し、AI関連は量は増えたが広い支持を得にくいという分析。
この記事を読むべき理由
日本の開発者やプロダクト投稿者にとって、海外でのコミュニティ反応の変化(AIのノイズ化、真贋の見極め、投稿戦略)はプロダクトの露出・採用に直結するため、何を出すべきか・どう出すべきかの指針になります。
詳細解説
- データと手法:すべてのShow HN投稿を階層的トピックモデルで分類し、年・トピックごとの投稿数と得点分布を可視化(ツリーマップ、スローププロット、累積分布など)。得点の確率推定には事前分布(簡易ベイズ的な平滑化)を導入して過剰適合を抑制している。
- 主な観察:
- 2025年は投稿総数が急増したが、1投稿あたりが高得点を取る確率は低下(例:2025は100点超の確率が著しく下がる)。
- AI関連トピックは投稿頻度が増加するが、フロントページや幅広い読者に刺さりにくく、初期のポイントは得ても不自然な早期加点(投票リングの疑い)を示すケースがある。
- DIYハード/IoTプロジェクトは高い信頼性と共感を集め、技術的な真性コンテンツとして安定して高評価を得ている。
- オーディエンス分断:New/Showを熱心に見る技術層と、フロントページのマス層とでは反応が異なり、真に技術寄りの投稿は前者で強く支持される傾向。
- 考察:リモートワークや市場の高揚で2021–2022に盛り上がった反動と、2022以降のAIバブル的コンテンツ増加が合わさり、2025の「質より量」化を招いた可能性がある。
実践ポイント
- 本物の価値を出す:小さくても「作った痕跡」と技術的深さが伝わるデモや動画は有効。商用臭より手作り感が刺さる。
- 対象を意識する:高度な技術ネタはNew/Showで刺さりやすい。フロントページ狙いなら「分かりやすさ」と即時性を優先。
- AIネタの扱い方:AIは話題性があるが、単なるデモや表層的な生成物だけでは拡散しにくい。仕組みの開示や実用的な使い方を示すと信頼度が上がる。
- 初動を大事に:早期の質の高い反応がその後の広がりに影響する。既存コミュニティで事前にフィードバックを得ておくとよい。
- データで仮説検証を:自分の投稿履歴や類似トピックのスコア分布を収集して、投稿タイミングや表現のABテストを行うと再現性が高まる(記事では階層ベイズやECDFなどの手法が有効と示唆)。
この記事の分析はShow HN全体の傾向を示すもので、個別投稿の成否は内容・タイミング・運にも左右されます。